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フランスのシェンゲン90日、「日仏の取り決め」でプラス90日。申告しないと消えます 🆘 海外トラブルが不安? 盗難・急病・パスポート紛失・詐欺…その場で頼れるトラベルAIレスキュー。 詳しく見る

**2026年9月29日に、在日フランス大使館と外務省の公式ページを確認して書いています。**出入国管理の運用(出入域システムEES)は段階的に切り替わっている最中なので、渡航前に公式で最新状況をご確認ください。

フランスを含むシェンゲン協定加盟国は、日本人であればビザなしで「あらゆる180日の期間内で最大90日間」滞在できます。ここまではヨーロッパを旅する方の多くがご存じかと思います。実はフランスに関しては、このシェンゲンの90日を使い切ったあとに、フランス本国だけでさらに90日、ビザなしで滞在できる制度があります。あまり知られていない制度ですが、使い方の順番を間違えると、かえってオーバーステイ扱いになってしまう落とし穴もあります。在日フランス大使館と外務省の公式情報から、制度の中身と気をつけたい点を整理してご紹介します。

シェンゲンの90日は加盟国合計、フランス一国の日数ではありません

まず土台になる基本ルールから確認します。シェンゲン協定に加盟する国々での滞在は、フランスだけでなくドイツやイタリアなど周辺国を含めた合計で数えます。ある日を基準に、そこから過去180日間をさかのぼり、シェンゲン圏内にいた日数の合計が90日以内であれば問題ありません。欧州委員会が公式に提供している「短期滞在計算機」を使うと、自分の渡航日程を入力するだけで、超過の有無を自動で判定してくれます。周遊の予定がある方は、出発前に一度試しておくと安心です。

フランスだけ追加で90日、1955年からの日仏の取り決めです

ここからがフランス特有の制度です。在日フランス大使館の公式サイトによると、フランスは1955年12月1日から日本との間で旅券査証の相互免除に関する取り決めを実施しており、この取り決めにより、日本国籍の渡航者はシェンゲン圏での滞在とは別に、フランス本国だけでさらに90日、ビザなしで滞在できます。つまり組み合わせ方によっては、シェンゲン圏でのビザなし90日に続けて、フランス本国でもう90日、あわせて最大180日まで滞在できる計算になります。

「フランス→他のシェンゲン国」の順番だと、そこでオーバーステイになります

この制度には、順番についての明確な決まりがあります。在日フランス大使館の説明では、この2国間の取り決めに基づく滞在は、必ずシェンゲン圏でのビザなし滞在のあとに行わなければならないとされています。具体的には、シェンゲン協定加盟国(フランス本国を含む)で先に最大90日を使い切り、そのあとにフランス本国で90日を使う、という順番のみが認められています。

逆の順番、つまり先にこの2国間の取り決めに基づいてフランス本国に90日滞在し、そのあとで同様の取り決めを結んでいない他のシェンゲン加盟国へ渡航すると、その時点でオーバーステイとみなされます。フランスと周辺国をまたいで長期滞在を計画している方は、この順番を取り違えないようにしてください。

国境で自己申告しないと、追加の90日は自動では使われません

もう一つ見落としやすいのが、申告の手続きです。在日フランス大使館の説明によると、日本国籍者がこの2国間の取り決めの恩恵を受けるには、フランスの国境を越える際にその旨を自分から申告する必要があります。申告を受けて、フランスの国境警備員が出入域システム(EES)に登録されている滞在許可日数を手動で変更する仕組みになっているため、何も言わずに入国すると、通常のシェンゲン90日枠のままとして扱われてしまう可能性があります。

なお、EESは2025年10月12日から段階的に導入が始まり、2026年4月10日から全面的に運用されています。これまでのようなパスポートへのスタンプ押印ではなく、入出国の記録がすべて電子化されているため、自己申告のタイミングを逃さないことが以前にも増して重要になっています。

パスポートの残存期間も、あわせて確認しておくと安心です

日数の制度とは別に、パスポートそのものの条件も満たしておく必要があります。外務省の海外安全ホームページによると、短期滞在ビザ免除の対象者であっても、出国予定日から有効期間が3か月以上残っており、かつ発行から10年以内のパスポートを所持している必要があります。日数の計算に気を取られて、この点を見落とさないようにしましょう。

もし超過滞在に気づいたら

英国外務省の渡航情報では、シェンゲン圏での滞在上限を超えると、シェンゲン加盟国への入国を最長3年間禁止される可能性があると案内されています。EESの全面運用により、出国時に滞在日数が自動で計算・照会される仕組みになっているため、日数の数え違いに気づかないまま出国することは以前より難しくなっています。渡航の前に一度、欧州委員会の公式な短期滞在計算機で自分の日程を確認しておくのが、いちばん確実な備えです。

トラベルAIレスキューはこの場面でどう役立つか

トラベルAIレスキューは、あなたの渡航日程を会話から整理し、シェンゲン圏での滞在日数の考え方や、確認すべき公式情報の見つけ方をその場で案内します。フランスの空港や国境で英語やフランス語でのやり取りに不安があるときも、現地語のカードを提示するだけで状況を伝えられるので、慌ただしい入国審査の列でも説明に詰まりません。そして何より、パスポート番号や渡航日程を端末内に保存しておけば、電波が不安定な国境地帯でもすぐに取り出して確認できます。有人窓口の対応や旅行保険とは違いますが、24時間いつでもあなたの旅に寄り添います。(実際の滞在日数の判定と申告は、フランスの国境当局で行われます)

参照した情報源

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