「海外旅行便利情報」やトラベルSIMについて
海外旅行のプロが徹底解説♪



海外旅行SIMを選ぶ3ポイント!

海外出張歴20年の経験から
「こんな海外旅行用SIMがあったら嬉しい」と言う思いを込め
トラベルSIMシリーズを監修しました。
「実際にどんなポイントがいいのか?」を解説します。

海外でのスマホ用途でダントツなのは「待ち合わせ」
日本にいるときと同じ感覚で「16時”頃”にショッピングセンターで」というような待ち合わせをすることが多く、その時間近くになってから「あれ?どうやって連絡とればいいんだ??」となることも少なくありません。
確実に連絡が取れる方法を確保できるSIMが重要です。


SMSならば電波状況が悪いところでも高確率で使えます。
LINEやSkypeなどと違い、相手がソフトを入れていなかったり、ガラケーを使ってる場合でもメッセージを送ることができるので重宝するのです。
タイムラグが少ないのも待ち合わせの時に助かるポイントです。

現地で確実に通信できる手段の確保
SIMフリーだからと言って安心は禁物です。
格安SIMを日本で使えてるから、どのSIMでも使えるとタカをくくっていると痛い目にあうこともあります。
実際の体験では、現地でSIMを入れようとしたときに、スマホのSIMスロットの接触不良が発覚し、普段使っている日本のSIMなら、どうにか使えるけれど、購入したSIMは使えなかったということがありました。
出発前に日本で確認できていれば修理するなり、変わりのスマホを用意できましたが、現地に着いてから発覚した場合、新しくスマホを購入するくらいしか手段はありません。


SIMに限らずレンタルWIFIでも同じ痛い目にあったことがあります。故障していて現地で全く使えなかったのです。
確実に通信できるか?確認できるのがベストです。



家族や同僚にチャージしてもらえると安心
ログインしないとチャージできない方式だとカードが急に使えなくなった場合など、家族や同僚にログインの仕方とパスワードまでも教えなければいけません。

月末にかけて海外に行っていたとき、月初になったら急にクレジットカードがつかなくなったことがありました。理由は期限切れ間近なカードを間違って持って行ったからでした。友人は海外旅行増額をしなかったため限度額超えをして泣きをみたことがあるそうです。
トラベルSIMはSIM番号さえ分かれば、ログインせず誰からでもチャージ入金してもらうことができるので安心です。


手続きがカンタンで安心なSIMを選ぶべし!
開通手続きやアクティベーションは何かと面倒。
パスワードを設定しないといけない方式だと旅行先でパスワードが思い出せなくなる可能性もあります。
情報漏洩のことなども考えると余計な情報を入れなくて済むならそれがベストです。



SMSが使えるSIMを選ぶべし!

公衆無線LANや現地でのクーポン会員登録などSMS認証必須のものが少なくありません。
またWhat's AppやWechatのようなサービスもSMSでの認証が必要なため現地でアカウントを開設しなければならなくなったときにSMSが必須となる場合があります。
もちろん、待ち合わせでSMSが便利なのは前述の通りです。


定額データパックが使えるSIMを選ぶべし!
データパックの選び方は価格はもちろんのこと
1)トランジットの空港など違う国でも使えるか?
2)使わない時は従量課金にも切り替えられるか?
などもチェック事項。



従量課金がお得なSIMを選ぶべし!

1ヶ月のスマホデータ通信量は1GB未満が70%という調査があります。1日に換算すると約34MB程度。
旅行中はYoutubeなども見ないし、通勤のような退屈な時間が少ないため、実は日本にいるときよりもデータを使わなかったりします。
ほとんどLINEとメールしかしないならば実は
従量課金のほうが圧倒的に安くなる場合があります。


有効期限なしSIMを選ぶべし!
1年でチャージ残高が消えるタイプのものなどは要注意。
SIMの有効期限も「追加チャージを1年以内にすれば」という条件があるものも多いので注意。
トラベルSIMは残高を消費したときから1年なので、追加コストなしで永久的に期限を延長することができるようになっています





どんな端末にも対応するSIMを選ぶべし!
機種変更や、タブレットへの入れ替えなど
SIMは、どんな端末でも使えたほうが便利です。
トラベルSIMは、切り取って3タイプに使え
アダプターにもなるので、どんな端末にも対応し便利です




ちゃんと使えるSIMを選ぶべし!

海外SIMとひとことで言っても品質に差があります。
過去〜現在のニュースとして以下のようなものがあります。
MINEO海外プリペイドシステム不具合により全米で使用不可に
というニュースや
オランダのKPNが海底ケーブル断線などで利用不可になったというニュースがありました。
海外SIMとして実績歴が長く、信頼あるものを選択することをお勧めします。

カバーエリアが広いSIMを選ぶべし!
日本でも地方だと携帯の電波がつながりづらいということが、ありますが、海外だと、この範囲が大きく変わってきます。
Opensignalというサイトで、どのくらい電波が届くのかを調べることができます。
ローマでも、こんなに違います
ローマ近郊のフィウミチノという地域を見てみましょう。
R社やK社の海外SIMの場合、
イタリアではVodafoneだけしか使えないため、
以下のように、かなり使えない地域が目立ちます。

ローマ近郊Vodafoneだけの場合(opensignalより)
トラベルSIMは複数キャリア対応
トラベルSIMの場合、イタリアではvodafoneはもちろん、TIM,Wind,3ITAの全てのキャリアに対応しています。
そのため、下の図のようにカバーエリアが単独キャリア対応のSIMと比較して圧倒的に広い範囲で利用することができるのです。
ローマ近郊でも、こんな感じなので、少し離れたところに移動すると、差は歴然です。
もちろん、ヨーロッパだけには限りません。
例としてタイのアユタヤ近郊のカバー図もご覧下さい。
TRUEというキャリア1社しか使えないSIMと、
トラベルSIMでは利用範囲の広さが違うことがよくわかります。

ローマ近郊トラベルSIMの場合(opensignalより)

タイ アユタヤ近郊TRUEだけの場合(OpenSingalより)

タイ アユタヤ近郊トラベルSIMの場合(opensignalより)


20年の海外出張で数十カ国を訪問しました。
昔はスマホなんて便利なものがなく、様々な工夫をしてるうちに
気がつくと、海外滞在中いかに安く電話をするかのマニアになっていました。SIMフリーの時代が到来し楽チンで安い海外旅行用のSIMが欲しい!という自分の思いからトラベルSIMの日本展開を監修することとなりました。